誰からも愛されるお菓子づくりを。

「コーヒーの隣りには、ケーキがないと。」これは、西洋菓子倶楽部が一番最初に作った広告の言葉です。昭和60年に僕が丸岡町でお店を始めたときの原点は、まずお茶やコーヒーがあって、その隣りに美味しいケーキがあるという賑やかなカフェの風景でした、福井の人に本物のケーキを味わってもらいたい。西洋のお茶とお菓子の文化を根づかせたい…。そんなことを夢見ていたんですね。僕はまず、東京でお菓子の専門学校に通い、それから神戸の芦屋にあるケーキ屋さんで修業をしたのですが、そこでの経験から得たものは大きく何か運命的なものを感じています。そこは地元のお客さまを大事にするお店で、見た目はシンプルでも、日本人が美味しいと感じる味を追求した、あったかみのある品のいいお菓子をつくっていました。その一方で、『日本一』のお店を目指していて、その姿勢から学んだものは多いですね。10年以上の歳月を経て今では福井でも本格的なお茶とお菓子が気軽に楽しめる時代になりました。生ケーキや焼菓子、ゼリーなど西洋菓子倶楽部が手掛ける種類も増えてきましたが、これからも一品一品素材からこだわって、地元福井のお客さまに長く愛されるお菓子づくりを続けていきたいと思っています。/ 代表取締役社長 オーナーパティシエ 高倉文寛